Eclipseで学ぶはじめてのJava
- 作者: 木村聡
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2008/02/14
- メディア: 大型本
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Javaの入門書は世の中にたくさんありますが、
ハッキリ言って、この本は一味ちがいます。まさに決定版。
実際に社内での評価も高く、すぐに社内標準のJava教育本になりました。
また、自分が講師を務める研修で、Javaの基本知識を
補いたい人には既にこの本を自信を持って推薦させて頂いています。
(自信を持って推薦できる本に出合えたことは本当に嬉しいことです。
最近SAStrutsにハマってるので、Strutsで自信を持って推薦できる本を探さなければ、、、。)
Seasar2のコミッターとしても現場でバリバリやっている著者が、
流行に左右されない、時を経ても現場で役立つ基礎技術を選び抜いて、
本当に分かり易く解説している点が素晴らしい。
借り物の知識ではなく、身に染み付いた知恵を文章化するのは
なかなか大変なことだと思いますが、体系化してしまうなんてスゴイ。
本物の入門書を作ろうという著者の意気込みが書籍から伝わってきました。
いい仕事をしたと思います。
具体的に良いなぁと思った点は次のとおりです。
- 非常に読みやすい(うーん、伝えるのが難しいなぁ。)
- 理論だけじゃなく、Eclipseの操作と絡めて説明している点
- コメントとコーディング規約
- デバッカやリファクタリングなど
- きちんとした例外処理の解説(スタックトレースの読み方もある)
- 単体テストやテストの基礎知識も扱っている点
- あえてAppletやServlet、JDBCを扱っていない点
作成に丸2年掛かったそうです。
さらに、素人である専業主婦にもレビューしてもらったそうです。
恐るべし。。。
ps. 少し前に献本を頂いていたのですが、
blogに書くのが遅くなってしまいました。
> 出版社の方々 & 著者の木村さん ゴメンなさい。