Webアプリケーションフレームワークを整理

それぞれのフレームワークにはメリット・デメリットがあり用途に応じて適切なフレームワークを選択しなければならない。また、機能面だけでなく開発・保守メンバーのスキルや開発組織文化に適合する物でなければプロジェクトを成功に導けないと思う。


初回で述べた「フレームワークの機能・要素として欲しいポイント」の観点から幾つかのフレームワークを素材として組合せ調理するかを考える、前提条件が異なれば答えも変わるため一つの例として考えて欲しい。


ベースとなるフレームワークには枯れたStrutsと薄いラッパーフレームワークでありながら、HotDeployや控えめな規約重視で煩雑なコードとコンフィグを排除しPOJOでの開発を実現しているため2,5,7以外の項目でSAStrutsが妥当と判断した。

言語にとらわれずにStruts、WebWork、RailsDjangoTurboGears、Cake、Smartyなど候補となるフレームワークをピックアップして、選定基準の設定、メリット・デメリットの分析を経て、自分なりにフレームワーク選定の結論を導いています。

このような作業は大切だと分かっていても、いざ愚直に実行に移すとなると結構な力量と時間を必要とします。それを公開してくれているのは、大変ありがたいことです。

乱立するWebアプリケーションフレームワークをうまく整理しており、結論を導くまでのプロセスがとても勉強になりました。